離島留学7期生 卒業インタビューその2

7期生卒業インタビューの第2弾!

 

前回の記事は卒業式前に実施したものでしたが、今回は久米高卒業式と久米島町役場での卒業報告会の2大イベントを終えたのちに実施したインタビューになります。また違った角度からの回答をいただくことができました!

 

・自己紹介を!

→東京出身、普通科の新太です!

・卒業報告会まで全部終わっちゃったけど、どうです?

→とりあえず報告会を終えてってことで、2年前の報告会を生配信で観たのがすごく印象的だったんだけど、自分も高校生活があと2年しかないっていうのを実感すると同時にその人たちの言葉を聞いて3年生になるのもあっという間だなって思った。その時から自分だったら報告会でどういうこと言うかなって考えたり、自分が卒寮する時にどんなことを言い残せるかなっていうのをすごく考え始めた。

 

また一年経って去年の報告会がやってきて、6期生はめっちゃ仲良かったから「あぁ卒業するのか...」って思ったし時間の流れの早さを感じたのがちょうど一年前。

その時にも自分だったらとか、この一年で言えることが増えたのかとか考えて、久米島にいるのもあと一年っていう焦りが生まれたのが去年の今頃。

 

そしていざ自分の番になったら言うことが全くまとまらなくて、ほんとに卒業するっていうのが信じられなくて...

思い出とか話したかったけどたくさんありすぎて終わらなくなるし内容も薄くなるなと思って、3年間で確実に言い残せることって何だろうって考えた時に出てことを喋った感じ。

報告会が終わってからも「あれ言えばよかったこれ言えばよかった」っていうのがいっぱいあったなぁ。

 

・報告会のあとも出てきたのはどういう感じ?

→さっき言ったように前からずっと言いたいことは考えてたから、それがよみがえってきて「こういうのもあったな」っていう感じ。卒業後は実家に戻るから家族はいるけど、寮に戻った時に周りに常に人がいる状態がなくなるっていうのがすごく寂しい。寮が終わりだなって思って、寮にしかないものをもっと言えばよかったなぁって。

部屋に一緒にいても話さないことは多いけど、やっぱり人がいるだけで安心してたなぁってすごい思う。

・寮生活じゃなくて島生活はどうだった?

→久米島から出て東京でまた新しい友達が出来るっていう期待の方が大きい。けど久米島にいなくなる自分が嫌っていうのはある。いつも通る道とかを通れなくなるのが寂しい。

 

・また帰ってくるよね?

→うん、2回くらい笑

夏のお祭りで帰ってきて、1個下の後輩の卒業式に帰ってきてっていう感じかな。

 

・3年前の自分に何か伝えられるとしたら?

→「遠慮せず駄々をこねた方がいい!」

相手が迷惑じゃないかなとかそういうの考えてないで、とりあえずお願いしてみるっていうのをやった方がいい。

 

・それは何か後悔みたいなのがあるから?

→具体的にこれっていうのはないけど、それが出来てればもっといろんな人と関われてもっといろんなことが出来てたなって思う。とりあえずあてがなくても、例えば船釣りしたいんだったら島親さんに「やりたいんですけど誰かやらせてくれる人いませんかね?」って聞いてみたら、久米島なら絶対実現するから。

・4月からについて教えて!

→大学在学中に自転車で日本一周っていうか、全都道府県に行って色んなこと知ってガイドできるくらいになりたいから、それをここで言っておきたい!

 

・最後に3年間での一番の学びを!

→後悔でもあるし学んだことでもあるのがやっぱり人脈を繋げると日本は広いけど狭いってこと。意外なところでつながったりするし、それこそ日本周りながら人脈広げることで繋がりがあるのを見つけたいなって思う。

久米島での思い出や学びを持って旅立ったというより、それらを強く抱きしめてからそっとここに置いて行ったような感じがします。

 

いま彼の目の前にはどんな光景が広がっているのか。

知り得ないところですが、想像するだけで鼓動が速くなりそうです。

 

ハウスマスター大石