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夏休みを過ごして

ハイサイ!じんぶん館ハウスマスターの大石です。

 

2学期が始まり、日常が戻ってきたじんぶん館。

長い夏休みだったので制服姿の寮生をおかえりと言って迎えることに懐かしさすら感じています。

 

8月には閉寮期間があり、寮生だけでなくハウスマスターにも夏休みがありました。

私は講座受講、写真撮影、ランニング、シュノーケリングなど充実した時間を過ごしておりましたが、

やはりやることを自分で選べるのにはかなりの満足感があるなと感じました。

 

思い返してみると、理由も分からないときの「やりたくないけどやらなきゃ」は本当に苦しかったです。

 

私の経験でいうと、親の勧めで通っていた水泳教室が苦痛でした。教室は自宅から車で20分ほどの場所にあり、移動中は毎回お腹が痛くなっていましたし、駐車場に着いた時の絶望感と終わった後の安堵感は今でも思い出せます。

 

離島留学生たちにとって、自らの決断によって手に入れた久米島での3年間。

そして、やることほとんどに自己責任が伴う寮生活。

責任が自分にあるというのは自由だと言い換えることもできます。

 

自由の中で自分と向き合い、選び、その選択で自分を幸せにする経験をどんどん積んでいってほしいですね。

ただ今の状況下、周りにも目を向けて正しい情報を掴み、他者の思いに対して想像する・共感することも非常に重要だと感じます。

 

自分と周り、偏り過ぎるのはよくないしバランスが難しいです。

ですが正解なんてものもなく、やりながら最適解を探し続けることが大事なのかなと思います。

アップデートするウイルスに負けないよう、この状況を成長機会だと捉えて我々も進化していきたいです。

 

ハウスマスターとしては、高校生らしさといった押し付けや大人の都合による理不尽な否定が決してないように、色んな情報や意見を得た上で寮生が自分で選択できる土壌を整えていきたいです。

 

このブログを書いている途中で、言いたいことは私が5月に書いた記事とほぼ同じだなと気付きました。

結局これに尽きるのかという発見と、ハウスマスターとしてまだまだできてないこともあるなという反省。

 

 

ありのままを尊重しながら、寮生と対等に関わり続けたいと思います。

 

ハウスマスター大石