卒業式から1か月、あっという間でした。
春休みなので地元へ帰省している寮生も多く、
寮の外からは雨音がいつもよりもハッキリと聞こえてきます。
旅立ったじんぶん館6期生は、それぞれが新たな場所で色とりどりの感情を抱えていることでしょう。
卒業式翌日の離島留学卒業報告会では、久米島での思い出をたくさん語ってくれました。
でも、思い出を作ることが離島留学の目的ではないはずです。
3年間の学びを胸に、少しだけ先の未来に焦点を当てながら、今に全力を注ぎ続けてほしい。
ハウスマスターとしてやってきたような直接的なサポートはもうできないので、
私自身が卒寮生のふるさとであり続けたいなと思います。
背中を押すのではなく、隣で寄り添って、背中をさするように。
またね、いってらっしゃい。
ハウスマスター大石