久しぶりのインタビュー記事になります。
じんぶん館ハウスマスターの大石です。
この3月に久米島高校を卒業した離島留学生が続々とインタビューに答えてくれているので、しばらくは卒業生たちの言葉をお届けします!
まずは優。その名の通り、優しい心を持っている人物。
その心を大切に包みながら守っているようにも感じていました。
・自己紹介を!
→神奈川出身、3年園芸科の優です。
・久米高を知ったきっかけは?
→中3の10月とかに親が教えてくれた、結構ギリギリだった。
・決め手はあった?
→特に何もないけど...海が近かったから。
海が好きだったから、海に近い高校に行きたくて笑
・不安はあんまりなかった感じ?
→うん、楽しみが大きかった。「何とかなるよね~」みたいな。
・久米高の強みは何だと思う?
→みんな幼馴染とか親戚って感じだから、学年もクラスも他学年もみんな仲がいい所かな。
・島外生でもすぐにその輪の中に入っていけた?
→私は園芸科だから普通科とはあんまり関わらなかったけど園芸科の中では普通に馴染めた。でも最初は言葉も何喋ってるのかわかんないし、いちいち聞いて...っていう繰り返しの会話だった。それでも皆ちゃんと教えてくれた。
・園芸科の授業の中で印象に残っているものは?
→にわとりの屠殺。初めてやったときはずっと号泣してた。
にわとりもずっと鳴いてるしこっちも泣くしみたいな笑
・慣れるものなの?
→うん、一年に二回やるから、泣いちゃうのは最初だけで二回目からは大丈夫になる。
ありきたりだけど感謝だなって思った、ほんとに。
・園芸科で辛かったことは?
→夏場の作業。外での作業が地獄だった。
長ズボンだし長靴だし「暑い暑い!」みたいな。温室ハウスっていうのもあるから、その中に入ったらもうずっと汗だく。ただ暑いだけじゃなくて蒸し蒸しするし、その中でみんなで水をかけあったのが楽しかった笑
・寮生活で楽しかったこと、印象に残ってることは?
→1年の頃に屋上でみんなでBBQしたの楽しかった。めっちゃ懐かしい...!
・ハウスマスターってどんな存在?
→何か困ったら、言えば何とかなるみたいな?
何かやりたいって思ったらマスターに言えば何とかなりそうって思ってた。
・具体的にある?
→コーヒー農園の手伝いとか。そういうお誘いって普通あんまり来ないじゃん。
でもマスターにやりたいって言えば何とかなるじゃん、そういう感じ笑
・ホームシック的なのはあった?
→一年生のときにちょっとなった。帰りたいなー、でも楽しいなー、帰りたいなーがちょっとずつあった。
でも帰りたいっていうのは思うだけで、こっちに居れば楽しいこともあるから、そこまでではなかった。
・寮生同士でもそういう話はしてた?
→しょっちゅう話してた。
ホームシックっていうか、こっちにまだ仲いい友達がいないから地元の友達に会いたい気持ちが強かったかな。
・時間とともに慣れていったの?
→うん、こっちで仲いい友達も出来てくるし、こっちでも楽しめるようになる。
・一番楽しかったのはどの学年のとき?
→3年が一番楽しい。園芸科は3年間ずっと一緒のクラスだから仲も深まるし、島にも慣れたし、自分が行きたい場所も見つかるし、遊びも学校も充実してくるから楽しかった。
・行きたい場所っていうのは、お店とかってこと?
→お店もだし、どこの海とかもある。
・海はどこが一番好き?
→アーラ浜!超楽しい!
・島親さんとの思い出は?
→一年生の時の体育祭で島親さんがめっちゃ大きいお重箱に美味しい物いっぱい詰めて持ってきてくれて、他の寮生の島親さんもいっぱい持ってきてて、一緒に食べてまじで楽しかった!体育祭の思い出、それしかないけどね笑
・進路は?
→徳島県の大学に行きます、看護について学ぼうと思ってます。
・ずっと夢見てたこと?
→高3の夏くらいまでは保育士目指してたけど、将来のこと色々考えたら看護師がいいかなって思った。助産師の免許も取りたい。
・どこで働きたいとかある?
→今は沖縄来てるから、色んな所に行きたい。東北にも行きたいし関西にも行きたい。
めっちゃ楽しそうじゃない?こんな人生長いのにひとつのところだけに留まるのってなんか嫌じゃない?
だから色んな所に行って経験したい。
・離島留学の経験は今後何か活かせそう?
→行動力が一番かなって思う。なんていうのかな、考えるよりもうすぐやるみたいな。
上手くは言えないけど今考えたら全部そんなんだなって思う、久米島来たのも勢いだし。
・久米島でどう成長した?
→洗濯とか掃除とか全部自分でやらなきゃだから、親のありがたみを知った。
・離島留学をどんな人に勧めたい?
→やっぱり海が好きな人。久米島何もないから、ただ自然で遊ぶのが好きな人がいいと思う。
・離島留学を検討している中学生へメッセージを!
→久米高は...楽しいです!笑
