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離島留学生インタビューその1

はいさい!ハウスマスターの大石です。

この度、本ブログ内で離島留学生のインタビュー連載を始めることにしました。

離島留学生たちの言葉を、そのままの形でお楽しみください。

 

それでは、どうぞ!

・出身、学年、学科、名前を教えてください。

→大阪出身、2年園芸科の一歩輝です!

 

・久米島来る前はどんな人だった?

→せっかちで曲がったことが嫌いな真面目な人やった。

身体を動かすのが好きでお姉ちゃんの友達とよく遊んでた。

 

・久米島を知ったきっかけは?

→中3の頃、おじいちゃんのマグロ釣りに家族で付いて行ったことがきっかけ。

沖縄の人が大阪の人と違う温かさがあったのが印象的で、知り合いの名前言ったら島人同士ですぐ分かるのが面白かった。

 

・久米高を選んだ決め手は?

→家族旅行中の車内で「こんなところに高校あんで、ここ行ったらどうや?」っておじいちゃんに言われて、寝てたから寝ぼけながら「え?あー行こかなー」と答えたのが最初。

その後ちゃんと調べた時にびびッ!!と来て「高校って県外でもいいんや!こういう選択もありやなー」って思って受験を決めました。

 

・合格までの出来事や気持ちの変化は?

→3年間担任だった数学の先生とか、色んな先生にお世話になってん。

面接練習も校長先生がしてくれて「自分を取らな誰をとんねん!」っていうスタンスを教えてくれたおかげで、当日も緊張せずにお話することができた。合格通知がちょうどクリスマスに届いて、分かった瞬間におじいちゃんとハグしちゃった。

 

・高校生活どんな?

→島内生と過ごすことでせっかちだった自分が徐々にのんびりになって、まぁいいかーー精神がついた気がする。

園芸科だから農作業の時間は大阪の学校じゃできないことばっかりで、島だなぁって感じる。

 

・寮生活どんな?

→うーーんと、みんな大好き。ほんとに人に恵まれてるなって思える場所。

四六時中一緒に居るから嫌なところも見えるけど、やっぱり好きやし一緒に居たいなぁって思える。

 

・イメージしてたこととのギャップはある?

→寮はもっとみんなべったりしてるのかと思ってたけど、そうでもなかった。

これくらいがいい感じなんかなーとも思う。

 

・夢中になっていることは?

→お菓子作り!読書!

運動好きやったから本読むの大嫌いやったけど、高校の図書室によく行くようになって、今はまったりする時間が好き。飲み物飲んでふぅーってする時間も好き。物事を考えることも好きになった。

あと、寮生の影響でリメイクするのも好きになって、アウトドア風に部屋をコーディネートすることにもハマってる。布団の綿で巨大枕も作った!

 

 ・島に来て幸せだった瞬間は?

→1年生の終わりにやった同学年女子寮生でのゆんたく会。みんなが自分を打ち明けることが出来た瞬間やったと思う。

あとは1年生の時の歓迎BBQとか、ビーチで寮生の誕生日をサプライズでお祝いした時とか、ほとんど寮内だね(笑)

同学年女子それぞれと一対一で話す時間もがちで好き。それとやっぱり、クリスマスパーティーやな!!!

自分が企画したものにみんなが来てくれて「寮だな~」って思ったし、そこから企画することが好きになってスムーズになった気がする。

 

・久米島に来て何か変わった?

→変わり過ぎて、ほんまにいっぱいある...

まずはほんとのんびりになって、自分のペースを大事にできるようになった。

ゆっくりしてるから物事を一杯考えられるようになったと思う。

あとは、大抵のことは許せるようになったというか、ちょっとずつではあるけど意見が違う人とかを認められるようになったんかなって思う。

「いただきます」言えたり、「おはよう」が返ってきたり、あったかいご飯が食べれたり、みんなでゆんたくできたり、ささいなことが幸せやなって気付いたし、洗濯物もまわせるようになって身の回りのことを徐々に自分でできるようになってる。

 

・将来どんな自分でありたい?

→素直な人、自分を支えてくれるみんなのことが大好きな人。

将来の自分には、支えられてることを普通だと思わずに感謝を忘れずにいて欲しい。

 

・卒業までにやりたいことは?

→これだけはっていうより、中学時代の後悔が多い分「こうしとけばよかったなぁ」っていう後悔がないようにしたい。特にこれっていうのはないけど、いまのうちにできる青春をしたい!

 

・ブログを呼んでくれている人へメッセージを!

→今あるささいな幸せに気付くことが大切だよって言っておきたい!