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くめすぽ2020

「3年生を手ぶらで卒業させるわけにはいかない!」

行事という行事が全て中止になる中、立ち上がった生徒会企画「くめすぽ2020」が11月2日(月)行われました。

久米島では、コロナ感染者が出ていませんが、沖縄本島で感染者数が減らないことと医療体制が脆弱な離島であるということで、他地域同様に警戒を強めています。

そんな中、修学旅行も文化祭も生徒たち自身が「やらない」という気持ちを学校に伝えました。「家にはおじいおばあがいるから、絶対に感染できない」「久米島にコロナを持ち込むわけには行かない」という理由です。でも、あらゆる行事が中止になり、3年生は卒業アルバムに載せる写真すらありません。生徒会は、感染対策を十分に考えて全校バレーボール大会を企画しました。綿密に練られたルール、タイムスケジュール、みんなで楽しもうという生徒会役員と生徒たちの熱い思いが、パンフレットからも伝わってきます。

 

各クラス 男子チーム、女子チーム、混合チームでの3セットマッチ。得点ではなく時間で次のセットに。クラスでおそろいのTシャツを作って一致団結する様子は、まさに青春!学校ってこういうのが楽しい場所ですよね。やっとできた行事、高校生の汗と笑顔に少しうるっとしてしまいました。

先生たちもチームを作って戦いましたが、健闘するも・・・。