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球美中学校「久米島高校説明会」

6月2日(火)球美中学校3年生進路学習で「久米島学校説明会」が行われました。

久米島には高校が一つしかなく、生徒たちは久米島高校に進学するか、親元を離れて島外に行くかの選択をしなければなりません。現在、沖縄県では一島一校は久米島高校だけです。久米島高校でできること、できないことをきちんと知って、保護者や先生方と相談しながらしっかりと自分の意志で進路を選んでほしいです。そのために、曖昧なうわさではなく、正しい情報を知ることは大切ですね。

この日は、久米島高校からお二人の先生と卒業生がいらして丁寧に久米島高校について教えて下さいました。

始まる前、ちょっと緊張気味の先輩2人。

現3年生が1年生の時に、3年生だった頼れるあこがれの先輩方です。

園芸科仲間勝俊先生から、園芸科は2年生から「食糧栽培コース」「栽培加工コース」に分かれること、実習は暑くて大変だけど、一から育てる喜びを味わえることなど教えていただきました。

普通科山内恵今先生は、卒業生の素晴らしい進路実績と、いろいろなことに積極的にチャレンジすることで進路実現が可能になること、さまざまな検定試験の受検料優遇措置など、久米島高校にしかない制度などについて教えて下さいました。

吉永華恋先輩は、球美中学校でバスケットボール部、陸上、駅伝などで活躍し、明るくしっかりしたキャラクターで後輩たちにも慕われていました。登武那覇太鼓など地域の伝統行事にも積極的に参加しています。

「久米島高校では、さまざまなチャレンジが可能です。一番がんばっているのは部活で、中学時代はライバルだった西中生とチームメイトとしてがんばれるのがうれしい。」一番好きな行事は、新入生歓迎球技大会だそうです(^^)

山城龍希先輩は、球美中学校野球部に所属し、県大会に勝ち進んだ強力メンバーの一人、いつもその場を楽しい雰囲気にしてくれるムードメーカーとしてみんなに慕われていました。沖縄角力など地域の行事でも活躍しています。

「久米島高校の園芸科は専門知識を学ぶだけでなく実習が多いので、将来の職業に結びつく技術が身につきます。先生との距離が近く、就職のサポートもとても手厚いです。高校で一番好きな行事は体育祭、三年に一度しかないので思い出に残っています。」園芸科には、国立大学農学部などへの推薦枠もあり、幅広い進路選択が可能だそうです。

最後に、久米島町教育委員会から、町の取り組みについてお話がありました。久米島高校は沖縄県立ですが、久米島町がさまざまな形でがんばる高校生をバックアップしています。ぜひ最大限に利用して、将来につながる充実した高校生活を送ることができますように。

島で育った中学生、島外の中学生がともに「ここに来たい!」と思って入学する魅力的な久米島高校でありたいと思っています。

 

                                            魅力化コーディネーター 平野