元々久米島に知人がいて、何度か久米島も訪れていたんです。その中で離島留学の存在を知ったので、息子に情報提供をしたところ、「行ってみたい!」という流れになり。。。
息子も、久米島の子どもたちとも友達だったので、彼らにも誘われつつ、決めたみたいです。
本当に行っちゃうんだね、とは思いました(笑)
想像以上の人間になったなと思いました。
久米島に行くこと自体が、我々の想像を越えた決断でしたけど、今日の姿を見て、想像以上の先輩になったなと感じました。
本人は今、DJになることを本気で目指しています。いわゆる離島留学という選択がなければ、都内の高校に行き、そこで野球をやり、受験をし、大学に行き、就職活動をして企業に入る、といわゆる一般的な道を進むのではと思ってましたね。
ちゃんと人の話を聞けるようになった事ですね。聞いたうえで『自分の言葉』として返してくる。嫌なことは嫌。良いことは良い。やりたいことをやりたい、ということを自分の言葉で話せるようになっていました。いつの間にかですが(笑)
人生の中でも非常に重要な3年間に親が近くにいないことになるわけで、取り返しのつかないことをしてしまったのではないか、と感じていました。
とは言っても、親が想像できることには限界があり、親が考えている道筋にも限界がある。親は自分の範疇でしか物事を考えられないし、自分の器量や度量の中でしか物事を教えてあげられない。せいぜい親なんてその程度の存在なんだから。
子どもたちはそれを軽々と超えていくものです。これは発見でしたね。
『任せる』ということですね。
学校に任せる、ということ。
地域に任せる、ということ。
関わるスタッフに任せる、ということ。
それを前提に考えましょう。
もう1つは、親自身が子供のことを信じる、と言うことですね。
子供が自分で考え、自立し、自由に生きる力を信じる。
そういうことを信じられないから、余計な手を差し出すわけだし、差し出した手も自分の器の中での力でしかない。
そんな大した存在じゃないですよ、親なんてもんは(笑)
また、離島留学を通して、唯一無二の存在になれる、ということですね。
3年間離島留学をした、ということは普通の高校に行って、普通の高校を出るよりは、+αの何かを得ることが出来る。
あざとい言い方をすれば、入試でも、久米島でやったことをアピールできれば普通の高校に行って部活で頑張るよりも、アピールポイントになると思います。