離島留学3期生が2019年3月2日(土)に催された『離島留学卒業報告会』で語った内容をお届けします!

島生活で見つけた『やりたいこと』


黒瀬康次郎。千葉県柏市出身。離島留学3期卒業生、2016年に久米島高校普通科に入学し、現在は東京みらい大学に進学し、保育士を目指している。

高校生活の思い出

僕が三年間で経験した久米島の思い出を話します。

まずは、高校についてです。わたしは最初、友達があまりいなくほぼ一人でした。けど、段々と増えてきて家に遊びに行ったり、一緒にご飯など行きました。遊んでいるときに出る方言は最初は全然分らなかったのですが、じょじょに分るようになりました。久米島でしかできない遊びもしたので、楽しかったです。

私は、卓球部を作りました。月曜日と火曜日は島のおじいちゃんとおばぁちゃんとで練習をしていました。部員が集まらず一人で、活動してましたが、卓球をやっていた先生や、本村先生や本村先生の奥さんなどに手伝ってもらいました。奥松先生には、卓球の球出しや、卓球の練習を手伝ってもらいました。顧問の奥松先生には、本当にお世話になりました。

3年時の久米高祭での集合写真。クラスで演劇を行った。
3年時の久米高祭での集合写真。クラスで演劇を行った。

ボランティア活動を通して気づいたこと

次は寮生活についてです。僕が高校一年生の時にはじんぶん館が建てられ最初は人見知りだったのですが、先輩方が優しく楽しく気さくに喋りに来てくれました。

寮では様々なイベントを行いました。

寮でワンラブフェス*に店を出店したり、*三送会や夜食会など沢山楽しみました。

*ワンラブフェス・・・久米島で年に1回開催されるレゲエのフェス。

*三送会・・・3年生を送る会の略

寮での集合写真。トラブルも含めていろんなことが起きますが、そういったことを乗り越えてみな成長していきます。
寮での集合写真。トラブルも含めていろんなことが起きますが、そういったことを乗り越えてみな成長していきます。

また、僕は久米島で色々なボランティア活動をしてきました。

地域の清掃活動やイベントの手伝いなどをしました。

中でも一番思い出に残っていることは、*球美の里のボランティアです

僕はそこで子どもと一緒に遊んだり、ご飯の配膳の手伝い、球美の里のイベントの手伝いをしました。

僕はこのボランティアをして、こども関係の仕事に就きたいと思いました。

いずれは資格を取って久米島に貢献したいと思っています。

*球美の里・・・NPO法人沖縄球美の里のこと。久米島にある福島の子どもたちの保養施設

お世話になった方々へ

最後にこの場を借りて感謝の言葉を伝えたいと思います。

母へ・・・沢山迷惑をかけてきました。

でも、いつも千葉で支えてくれていました、本当にありがとうございます。

実家に帰ってきたら、久米島で学んだことを活かして自立できるように頑張ります。

里親さんの玉城さんや平良さんハウスマスターさんや塾の先生、平野先生、荷川取先生、進路の先生、やすしさんにも久米島で本当にお世話になりました。

また久米島に来たらごはんを食べに行きましょう!